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星へ落ちる / 金原ひとみ (集英社)
大好きだった彼氏を捨てて、彼のそばに引っ越してきた私。彼には恋人の彼氏がいる。
気まぐれで遊びにくる彼を待ち続ける私。「帰って来い」と何度も元彼から送られてくるメール。浮気相手の影に怯える僕。たった一人をめぐる3つの恋と3つの絶望。


こんなに絶望的になるまで一人の男を愛するって、どんな感情なんだろう。と、金原ひとみの作品を読むといつも思う。
ないて叫んで、血を垂れ流したり、嘔吐したり、それでも男を愛して、すがる。
わっかんないなーと思いつつ、ちょっと羨ましい。こんなに恋愛にすがって生きてみたい。

「星へ落ちる」は短編連作なのですが、男性一人称のものが2作も盛り込まれています。(しかも一人はゲイ)
女々しくて、情けなくて、ほんとに頼りないのに、なんだか可愛くて愛しく思えちゃうのは何故。(特に元彼の方)
初めて金原ひとみ作品を読んで、少しだけ温かい気持ちになった。(「左の夢」)
中では、これだけが少し浮いていて、他4作はゲイと女とのスパイラル感がたまらなく楽しい。

所で、この渦中の人物の「彼」(男にも女にも病的に愛される)はどんなにかっこいい男なんだろう。と、唸って考えてみたけど、思い浮かばなかった。

(134p)
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