書評・感想ブログ。
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美女と竹林 / 森見登美彦 (光文社)

事件は机上で起こればいい


何冊か読んだところで人となりが気になったので、エッセイを読んでみる。おお、このタイトルも聞いたことがあるぞ……森見さんはこっそりとわたしの外堀を埋めていたのであるな、ふむふむ。
本書はエッセイであるはずなのだが、森見さんの好物「美女」と「竹林」に特化した書物であり、またその大半が森見さんが得意とする「妄想」である。エッセイであるはずなのだ。エッセイで……。

たとえば、レポートだとか読書感想文を書かなければならないとする。だがしかし、時間がなかったり、課題図書とどうも気が合わずに読みきれない。ネット上のものをコピペするのは盗用である。どうするか。
本書の出番です。
「美女と竹林」について書く、「竹林の手入れ」について書く、という主旨から大きくはずれていく様は見ものである。中盤以降は竹林へ行けないことへの懺悔、竹林開発が成功した場合の妄想が綴られ、「そうやって文字数を稼ぐのか、森見氏よ」と学ばせていただいた。つまり、自分の文章で妄想を書き綴ればいいのだ。

これじゃあ、あんまりなので、本書で「竹林」について学んだことを報告する。
竹林は1本が開花すると枯れるのである。地下で竹がつながっているから!すごい。竹って花が咲くんだ。気にしたこともなかった。どおりで竹の花を見たことがないわけだ。
本書を読むと、森見さんのほかの作品で登場する「竹林」に敏感になる。あそこにもここにも竹林。
美女はどこへ行ったのやら。

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