書評・感想ブログ。
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子どもが自信を失う66の言葉 / 曽田照子 (学研)
「子どもが自信を失う」「ママ!言わないで!」なんていう辛辣なタイトルの本書。
やさしげなイラストで展開されるが、ページを繰るこちらの心は折れそうだった。
「66種類も子供に言ってはいけない言葉があるのか?」とヒヤヒヤし、「わたしって、最悪な母親?」「虐待?」とも思えてしまい、心が苦しい。

本書は、言わない方がいい言葉をひとつひとつ紹介し、それを「なぜ言わない方がいいのか」「言い換えるならばどんな言葉か」が、比較的大きい字で2段組で書かれている読みやすいつくりになっている。
「ウソつき」「だから言ったじゃない」「叩くよ!」「うるさい!」など、身に覚えのある言葉ばかりが並び、うひゃあと思うのだが、「こんな風に言い換えればいいのか!」と新しい発見もある。
言い換えるという発想は対成人用としても参考になる。(現に、夫にうまいこと言えるようになった)。

なるほど、と思ったものをいくつか紹介する。
 

「みんなと仲良くしなきゃだめ」


保育園に行くようになり、同じクラスの子でも好き嫌いがはっきりしてきたようで、「OOちゃんは噛むからイヤだ」「OOくんはお話しできないからイヤだ」とお話ししてくれるようになり、「でも、みんなと仲良くしようよー」と言ってきたところだったので、驚いた。
「みんな仲良く」は親の都合である。誰だって、仲間はずれを率先してやるような子に育てたくはない。
本書では「いろんな子がいるね」と受け流す、と書かれており、なるほど、と思った。
みんなと仲良くなる必要はないのだ。「みんなと仲良くしなきゃ」と子供を苦しめる必要もない。
苦手な人はうまくやりすごす、深く関わらない、そんなことを体得させていけばよいのだそうだ。

 

「やればできるんだから」


これはわたしが言われて育ってきた言葉である。
そして、本書に書かれているように、「失敗を恐れ、一生懸命頑張ったことがない大人」になってしまっている。
母のせいだ!とはこれっぽちも思っていないが、「確かに言わない方がいいかもなあ。でも言ってしまうよなあ」と思う言葉だ。
「がんばってるね」と認めるだけで充分なのだそうだ。物足りない気がするのだけれど。


「言ってはいけない言葉」といっても、
母親の気の持ちようでもあったりするわけで、
「うるさい!」をひとつとってみても、「うーるーさーいー」と茶化していってみたりするだけで、
様子も随分変わるのが言葉の面白いところである。
 
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