書評・感想ブログ。
読書関連のコメント、トラックバック、相互リンクは大歓迎です。
<< April 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

<< のぼうの城 / 和田 竜 (小学館) | main | ビロウな話で恐縮です日記 / 三浦 しをん (太田出版) >>
ゴールデンスランバー / 伊坂幸太郎 (新潮社)
読み終わった後、
『2008年本屋大賞第1位!』
という巻末の表紙裏に貼りつけられた(図書館本ですので)帯が目に止まり、
「ほほう」とニヤリとしました。
「本屋大賞第1位ですよ」
「みんなが面白い!と絶賛する伊坂幸太郎氏の本ですよ」
さて、お前はどう思う。
みんなに、ランキングに踊らされてないか?
さて、どうだ。面白かったのか?と。

首相暗殺の濡れ衣をきせられ、逃亡をしている青柳雅春。
何もしていないのに、気がついたら警察に追われ、マスコミに追われた。
誰もが「青柳雅春」が犯人だと疑わない。
かつての友人たちが記憶とともに彼に語りかける。「逃げ切れ」

2年ぶりに伊坂さんの本を読んだので、独特の文体に始めは慣れなかったのですが、
「うおー!伊坂節!!」と叫ばずにはいられない。特に、第二章。
本番の第四章は、まるで「砂漠」と「魔王」を足して割ったような過去と現在の応酬。
(男3人女1人の構成は「陽気なギャング〜」ですね)
響野と陣内を足して割ったような鬱陶しいけど愛おしいキャラや
相変わらずかっこいい女性キャラや
なんだか都合のいいあやしいキャラ(ここがエンタテイメントらしくて好きです)
どれもこれもがうまく絡み合って、気がついたら伊坂さんお得意の伏線が張り巡らされています。
伏線回収劇は「ラッシュライフ」に似たものがあり、
帯が言う「伊坂幸太郎のエッセンスをちりばめた現時点の集大成」は間違いではない。

第三章で「事件の二十年後」が語られてしまい、結果がどうなるかわかっているにも関わらず、第四章の「事件」を必至に読んでしまう。
なぜだ、なぜだ、考えろマグカイバー。(相当好きですね、わたしも……)
逃亡劇にハラハラするというのもありますが、ぽっとでてくる人間の優しさが好きです。
樋口さんと青柳くんは再会できるだろうか……
なんて思っちゃったりもして、妙なすれ違いを楽しみました。

「いないさんがいない」
なんて、「響野と久遠ですか」という会話で大好きです。
したがって、やっぱり伊坂幸太郎氏の作品が好きなようです。
森の意見じゃなくて、わたしの意見です。
(なぜ、作品からひっぱってきたくなるのか、疑問です)

(503p)
JUGEMテーマ:読書
スポンサーサイト
COMMENT









Trackback URL
http://yomyom19.jugem.jp/trackback/149
TRACKBACK
ゴールデンスランバークチコミを見る # 出版社: 新潮社 (2007/11/29) # ISBN-10: 4104596035 評価:95点 ゴールデンスランバーって、どこかで聞いたことがあるとずっと考えていたのだが、そうそう、ビートルズのアビー・ロードに入っていた曲だった。 著者は
ゴールデンスランバー<伊坂幸太郎>−(本:2009年読了)− | デコ親父はいつも減量中 | 2009/10/24 16:20
装幀写真は三谷龍二。装幀は新潮社装幀室。書き下ろし。 首相暗殺の濡れ衣を着せられた青柳雅春の逃亡劇。手に汗握って読みました。 始めに...
ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎 | 粋な提案 | 2009/06/26 02:34
管理者の承認待ちトラックバックです。
- | - | 2009/05/09 09:45
ゴールデンスランバー(2007/11/29)伊坂 幸太郎商品詳細を見る 大事な話がある、おまえのことに関する重要なことだ。青柳雅春は、旧友の森田森吾...
「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎 | しんちゃんの買い物帳 | 2009/04/30 20:31
ゴールデンスランバー伊坂幸太郎新潮社 2007-11-29売り上げランキング : 1533おすすめ平均 Amazonで詳しく見る あらすじ 仙台市で凱旋パレードを...
『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎) 【感想&書評】 | Book A GoGo!!! 〜本の読書感想ブログ〜 | 2009/04/27 23:46