書評・感想ブログ。
読書関連のコメント、トラックバック、相互リンクは大歓迎です。
<< May 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

<< 最後の息子 / 吉田修一 (文藝春秋) | main | 羽の音 / 大島 真寿美 (理論社) >>
本を読むわたし / 華恵 (筑摩書房)
子どもの頃によく読んだ本。
小学校の図書室でよく借りていた本。
なぜだか心のなかに残っている本。
タイトルを聞くと、友達の顔を思い出してしまう本……。

本は、読むだけのものではないんだ、とわたしは思っています。
思い出といっしょにずっと心に残っていく本もあります。
おじいちゃんに読んでもらった「ぶんぶくちゃがま」とか。
ひとりで留守番をするたびに読んでいた「モモちゃんとプー」とか。
本の背景にある自分だけの思い出があることは素敵だな、大切にしたいな、と
再確認できたのが、この「本を読むわたし」です。

華恵ちゃんの思い出の本たちが、絵本・児童書・一般書と顔を現します。
本の紹介がされている本ではなくて、
思い出と一緒にある本のお話。

おじいちゃんとの思い出を綴った重松清さんの「卒業」のお話がとても好きです。
山下くんとの思い出の山本文緒さんの「ココナッツ」も好き。
塾の友達とお父さんの重松清さんの「小さき者へ」も好き。
……選べない。
恥ずかしかったことを恥ずかしい、と正直に書け、
怒ったことをきちんと怒った、と書け、
涙が出そうだった、と素直に書ける華恵ちゃんがなんだか清々しくて好きです。

こんなにたくさんの本といっしょに生きてきた華恵ちゃんが、羨ましくもなった本でした。

(219p)

この本を読んだらこの本もおすすめ!
三四郎はそれから門を出た」 (三浦しをん)
 本が好きだ!と豪語する三浦しをんさんの本に関するエッセイを集めた本の本。

JUGEMテーマ:読書
 
スポンサーサイト
COMMENT









Trackback URL
トラックバック機能は終了しました。
TRACKBACK