そして誰もいなくなった / アガサ・クリスティー (早川書房)
2012.04.02 Monday 10:24
でも、グロいのも暗いのも嫌だ。でも、殺人事件でハラハラしたい。
という、キーワード(?)の下、書籍を検索していたところ、出会ったブログがあるので紹介する。
「インシテミルから始めるクローズド・サークル ブックガイド」
ミステリーが多すぎて、どこから手をつけていいのかわからない初心者にとって、とても有難い分かりやすいブックガイド。
しかも、王道のものばかりで、とても嬉しい。
そう、わたしは、クローズド・サークルのミステリを求めていたのだ。
というわけで、初っ端に紹介される、アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」を読んだ。
10人の人々が孤島に集められ、連続殺人が起こる、というよくあるアレである。
わたしが海外文学を読めないのにはいくつか理由があるが、その中の一つが、
「登場人物の名前が覚えられない」というものだ。
今回も苦労した。
なにせ、10人もいるのである。1人ずつ減っていくにせよ、10人だ。
(過去の事件に関わった人物も遭わせると10人以上いる計算になる)
苦労した。
途中、同じ人物が殺されたりもしたが(わたしの思い違いのせいで)無事に、「誰もいなくなった」。
なぜ、犯人は孤島に1人残らないのだ!!!!
やるなあ、アガサ博士。
100年も前のミステリに感動するわたし。読んでよかった。
結末を読んで、まあ納得したものの、ウィキペディアなどで調べると、
この作品を舞台で演じたり、映画化する際には、犯人が変わるらしい。凝っている。
ところで、話は変わるが、図書館の古いミステリー本を借りるのに抵抗がある。
「動物のお医者さん」の二階堂も言っていたが、毒がしみこんでいるような気がするのだ。
できれば、きれいな本で、古典ミステリーを読みたい。わたしは我侭である。
今回は、早川書房から出版された、子ども向けのジュニアミステリシリーズで読んだ。
2007年に出版されており、まだ毒は染み付いていなさそうである!
(平仮名も多く、分かりにくい文章は省かれており、ある意味、有難い。)
(374p)





